2011年1月31日

いつだったか、ふと見た電車の車窓から東京スカイツリーが見えた時の興奮が懐かしく感じられます。

現在の高さ559ｍ、完成した際の高さ634ｍまであともう少し。

以前観た映画「ALWAYS ３丁目の夕日」では戦後復興のシンボルとして東京タワーが描かれていましたが、現代においては停滞する日本を活気付けてくれる新しいシンボルとして密かに期待しております。

ちなみにその構造は五重の塔を模した作りだとか。

1000年も前の技術が今に生きるという事に、先人達の技術の高さに驚かされつつ、

この国の歴史の重みを感じます。

日々何の変化も無く惰性で電車通勤をしていた私の前に、突如として現れた東京スカイツリー。

それが車窓から見える僅かな間は、何となくその景色を眺めながら物思いにふけるという習慣と安らぎの時間を私に与えてくれました。

残念ながら通勤経路が変わる明日からは、その雄大な眺めも見られないと思うと多少の寂しさも感じますが、完成されたその雄姿をいつか眺める日が来ることを楽しみにしつつ・・・。