2013年4月 9日 11:02アリとアブラムシから学ぶ

今日は暖かいですね。

いよいよ本格的なガーデニングの季節になって参りました。

我が家のチューリップがいよいよ見頃を迎え、毎日楽しく庭を眺めております。

 

 

ゴールデンウィークを過ぎる頃から家庭菜園を始めるかたも多いと思います。

今頃は何を作ろうか考えて、ウキウキワクワクされているのではないでしょうか？

しかし・・・

暖かくなってくると、悩まされるのが

「虫」

 

我が家のバイカウツギです。

さっそく新芽にアブラムシを発見しました。

 

このアブラムシ、暖かくなると何処からともなくやってきて、

美味しそうな若い葉っぱのフレッシュなエキスを吸いやがるんです。

おかげで葉っぱがくしゅくしゅに丸まって・・・

ひどい時には木を枯らしてしまうという、憎たらしい害虫なんです。

 

知らない間に葉っぱの裏や陰に隠れているアブラムシですが、見つける方法がひとつ。

それは・・・アリ！

 木の幹や枝にアリが歩いていたら、その先には必ずアブラムシがいます。

やつら、共生関係にあるんです。

アブラムシとアリを見ていると、アリはアブラムシにメロメロに見えます。

アブラムシはお尻から甘くて美味しい蜜を出すんです。

その「甘い蜜」欲しさに、アリは体を張って外敵のテントウムシからアブラムシを守ってあげたり、

アブラムシのタマゴを巣に持ち帰って越冬させたりもするんです。

「甘い蜜」って相当な魅力なんだな・・・。

なかなかヤルなアブラムシ。

 

 

 

ふと自分に置き換えてみる。

私の「甘い蜜」ってなんだろう・・・？

身を呈して守ってもらえるほどの武器（蜜）。

私には無いな・・・。

 

結論・・・「自分の身は自分で守れ」・「蜜（武器）が欲しいなら自分を磨け」

物思いに耽りながら、ひとりさみしくアブラムシを潰してまわる春の庭でのひとときでした・・・。