2013年12月24日

　昔々、コロラドにあるＳｅａｒｓ（シアーズ）と言う大手スーパーが、サンタクロースと直接お話ができる電話番号を広告に掲載しました。

この広告を見たある子供が、『サンタさんは今、どこにいるの？』と質問電話を。

しかしこの電話を受け取ったのは、なんと、24時間体制で人工衛星の状況や地球上の核ミサイルや戦略爆撃機などの動向を監視する《中央防衛航空軍基地（ＣＯＮＡＤ）司令部》司令長官、ハリー・シャウプ大佐だったのです！

　この電話に出たハリー大佐は、『サンタクロースがコロラドに向かっているのを、われわれのレーダーが確認したところだ』と答えたそうです。

 実は広告には間違った電話番号が掲載されており、その番号こそが司令官直通のホットラインだったのです。 

このお話は実話で、１９５５年の出来事。

こんな洒落たセリフがとっさに出せるハリー大佐を目指したい！

こんにちはUmibouzです。

前述のお話は意外と有名なので、ご存知な方も多いのではないでしょうか。

この話には続きがあり、この後掛かってきた電話にも同じように答えるよう仲間たちに要請し、今も伝統行事として続いております。

そうなんです、今も続いているのです！！

今は『ノーラッド・サンタ・トラッカー』として。

　ＣＯＮＡＤは、アメリカ合衆国とカナダの上空を監視する北アメリカ航空宇宙防衛司令部『ＮＯＲＡＤ(ノーラッド)』になってしまいましたが、この行事が年々凄いことに。

昨年からはマイクロソフトと合同で行っており、時にはジェット戦闘機を使用して追跡するなど、非常に楽しく、また夢のある企画が組まれています。

ちなみ『ノーラッド・サンタ・トラッカー』は本日、午後４時（日本時間）から追跡が始まります。

（リンク先右上のタブで、日本語に設定できます）

また、グーグルも独自に追跡しておりますので、こちらも是非。

 『グーグル・サンタトラッカー』。