格言から見る伝統と未来

1951年創立以来、脈々と受け継がれている言葉があります。
目指すべき未来に向けて、全社員が共有している言葉があります。
これらの格言から、和真が大切にしている心や姿勢を読み解いていきましょう。

創業前 「メガネを売るな、信用を買っていただけ」

この言葉は創業者である根岸亨が21歳の頃、浦和(現・さいたま市)に根岸眼鏡店を開業するにあたり父親から受けた教えです。「開店当時はミカン箱にメガネフレームを乗せて販売していた」と述懐するほど貧しいなかでも、メガネを壊しお困りになったお客様には無料でメガネを修理していたそうです。

「お金はないし本当は新しいメガネを買ってもらいたいという気持ちもあったが、父の教えを守った。喜んでお帰りになるお客様の背中を見て喜びを感じる反面、自分の性格を恨んだりもした」と語るほど苦難な道でしたが、お客様の利益に徹する誠実さが評判となり、現在の和真にまで成長を遂げることができました。

その誠実な商売は脈々と受け継がれ、今でも和真では、他店でお求めのメガネでさえ店内でできる修理は無料で承っています。また、パーツの交換やメーカーなどでの修理が必要な場合も、実費のみで承るなど創業当時の姿勢が貫かれています。

創業の精神 「真であれ」

「良い人間でも悪い人間でもいい、ともかく本物の人間であれ。善人で通すなら、誠実さを持って生きてゆけ」……創業者・根岸亨が父親からよく言われた言葉で、創業の精神「真であれ」も、この言葉から生まれました。

「真」とは「本物」ということに他なりませんが、本物であるということはそうたやすいことではありません。お店に来てくださるお客様に喜ばれる本物の商品を、心から誠意のある態度でおすすめするという、嘘のない仕事こそが、私たちを本物の人間に、本物の自分にしてくれるのです。

今、和真はメガネの総合専門店の大手として、業界で独自の存在感を認められる企業となりましたが、それは心を尽くす飾りのない企業姿勢が、いつの時代でもお客様から変わらぬご支持をいただけているからこそ。この「真であれ」を企業の背骨にして、これからも和真は発展を続けていきます。

企業理念 真であれ - 社訓3条

「眼鏡企業とはどうあるべきか」……この本質的な問いかけに対して私たちがなすべきことは、ただ一つしかありません。それは、創業の精神のもと社員一人ひとりが、誠意ある真の仕事に徹すること。すなわち、正しく良いメガネをご提供し続けることにより、より多くのお客様の快適な視生活に貢献することなのです。私たちはお客様の視力(ビジョン)を守り続ける真のビジョンケアを目指します。

    社訓
  • 1、私達は お客様に真心と親切を持ちて接します
  • 1、私達は 会社の利益よりお客様の利益を優先させます
  • 1、私達は 正しく良いメガネを通じて社会に貢献します

ブランドメッセージ 「いつもいつまでもアイライフパートナー」

このブランドメッセージには、ビジョンケアやさまざまなアイウェア提案を介して、お客様にとって一生涯のパートナーになりたい、末永くお役に立ちたいという精一杯の気持ちが込められています。その根底には、創業の精神である「真であれ」という言葉があります。また、「正しく快適なメガネで社会に貢献し、真摯にお客様のアイライフに貢献し続ける」という当社の理念の礎にもなっている、私たちにとって非常に重要な言葉です。

メガネ業界を取り巻く環境は、多様性を帯びつつ日に日に変化し続けています。そのなかで和真が、いつも身近な場所で、お客様といつまでも寄り添っていけるように。時代変化に対応し、さまざまなニーズにお応えしながら、アイライフパートナーとして成長していきたいと考えています。

目指す姿 「日本一の優良眼鏡企業」

和真が目指しているのは「日本一の優良眼鏡企業」です。その夢を実現するため、「お客様に愛される企業」「安定性と成長力のある企業」「働きがいのある企業」という3本柱を企業目標に据えて日々の事業活動に励んでいます。

私たちは、お客様にメガネではなく信頼をお買い上げいただくことが大切だと信じ、創業の精神のもと、愚直に歩み続けてきました。そして今後も、お客様に必要とされ、信頼していただける真のメガネ店を目指して、一歩一歩着実に成長していきます。

企業理念